シミが出来てしまう原因の1つに食べ物があります。
普段食べている食材、
もしかしたらシミが出来やすい
食べ物かもしれないですよ!
シミは食べ物が原因で出来る?
シミの原因には様々な原因があげられます。
ストレスによるホルモンバランスの低下や、
加齢による新陳代謝の衰え、
肌のターンオーバーの乱れや遅れにより、
肌が異常を起こすのです。
そして忘れてならないのが紫外線。
シミの原因の80%は紫外線による
メラニン色素の増加、蓄積によるものです。
その他にも意外な原因があります。
それは食べ物の中に含まれている
「ソラレン」と「チロシン」という成分です。
これらはどういった食べ物に含まれ、
シミの原因となっているのでしょうか。
ソラレンを多く含む食べ物
まず「ソラレン」ですが、
●レモン
●オレンジ
●グレープフルーツ
等の柑橘類、
●キウイ
●イチジク
といった果物
●きゅうり
●セロリ
●にんじん
等の野菜に含まれています。
「ソラレン」は紫外線を吸収する
性質を持っていて、
これが肌に行き渡った状態で
紫外線を浴びると、
メラノサイトを刺激して
肌が黒く変化してしまいます。
一方で、これらの食べ物は
ビタミンCが多く含まれているので、
美白効果や抗酸化作用もあります。
どうすれば上手く摂取出来るのでしょう。
大切なのは食べる時間帯です。
「ソラレン」は摂取後、
約2時間で肌に行き渡り、
その後、約7時間で代謝します。
故に紫外線に当たる日中を避け、
夜に食べるようにしましょう。
また「ソラレン」は肌に付くと
2日程皮膚の上に留まってしまうので、
レモンパックやきゅうりパックには注意しましょう。
チロシンを多く含む食べ物
次に「チロシン」ですが、
●タケノコ
●りんご
●バナナ
●アボガド
に含まれています。
「チロシン」はアミノ酸の一種で、
アドレナリンやドーパミン等の
神経伝達物質の原料になります。
髪の毛や皮膚の黒色色素の
メラニン色素の原料でもあります。
「チロシン」は空気に触れると
チロシナーゼという酵素が働き酸化し
、メラニン色素を生成します。
このチロシナーゼの活性化を
防ぐのがビタミンCです。
「チロシン」を含む食べ物を
食べる際には、
ビタミンCを含んでいても
「ソラレン」を含まない、
キャベツやピーマン等の野菜と
一緒に食すのがベストです。
最後に
「ソラレン」や「チロシン」を
含む食べ物は扱いが難しそうですが、
食べ方や量、時間を意識して
上手く付き合い、体の内側からの
美白対策へと繋げていきましょう。